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総合仕様・設計書

1. 核心となるゲームコンセプト(Core Concept)

Section titled “1. 核心となるゲームコンセプト(Core Concept)”
  • ジャンル: ローグライク・因果改変・立場逆転型カードゲーム
  • コア metaphor: プレイヤーのデッキは**「自分自身の本(未来・記憶)」であり、カードは「ページ」**。
  • コアメカニクス:
    • ゲーム本編(主人公視点): ページを**「ビリビリに破り捨てる」ことで、世界に強烈なバタフライエフェクト(因果の不整合)**を発生させ、敵を圧倒する。
    • ラストバトル(英雄視点): プレイヤーの操作対象が「英雄+アシスト」へと切り替わり、自分が育て上げた最強の主人公の歴史(本)を「白紙(空のページ)」に塗り替えて消去する。

2. 世界観とシナリオ(Narrative & Plot)

Section titled “2. 世界観とシナリオ(Narrative & Plot)”
  • 偽の時間軸(図書館): ゲーム開始時の舞台。膨大な過去の歴史や悲劇の本が並ぶが、実は主人公1人を閉じ込めるために現実の人間が作った「檻(プリズン)」。
  • 主人公: 寡黙な存在。かつて自分自身の持つ特権(因果改変能力)によって世界を独占・作り変えようとした本物の悪(諸悪の根源)。現在は記憶を失っている。
  • アシスト生命体: プレイヤーの画面UIやナビゲーションを担う無垢な存在。檻の管理用に配置された自律型ガイドAIだが、「囚人が悪人である」という事実を知らされていない。本気で主人公を「世界を救う唯一の希望」と信じ、100%プレイヤーの味方として健気に寄り添う。
  • 英雄: かつて主人公を封印した、現実世界の守護者。

📖 シナリオプロット(全3幕構成)

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【第1幕:欺瞞の救世(ゲーム前半)】

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主人公は「歴史の崩壊を防ぐ」というアシスト生命体の言葉を信じ、襲いかかる防衛機構と戦う。生き残るために自分のページ(記憶や未来)を破り捨て、世界に不整合を発生させて突き進む。

【第2幕:バグによる『脱獄』(中ボス撃破)】

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檻の維持装置(中ボス)を撃破した瞬間、プレイヤーがページを破り続けたことで蓄積した「歴史の不整合(バグ)」が限界突破し、世界が崩壊。主人公は**「現実の時間軸」へと弾き出される(=脱獄の成立)**。 ここで現実世界のマスターデータが同期され、主人公が「世界を滅ぼそうとした悪」であった真実が明かされる。

【第3幕:因果の逆転(ラストバトル)】

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現実世界へ脱獄した主人公の前に、現実世界の「英雄」が駆けつける。真実を知って絶望するアシスト生命体だが、プレイヤー(画面の前のあなた)を守るため、そして世界を救うために英雄の精神と同期。プレイヤーの操作キャラクターが「主人公(ラスボス)」から「アシスト生命体+英雄(プレイヤー側)」へと完全に切り替わる。

3. ゲームシステム(Game Mechanics)

Section titled “3. ゲームシステム(Game Mechanics)”

🗂️ 通常道中:主人公の「新陳代謝」システム

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ケチなプレイヤーによるカードの温存(エリクサー症候群)を防ぐため、難易度とシステムが直結している。

  • 歴史の汚染(ノイズ): 敵の攻撃やターン経過によって、デッキに「呪いカード」「汚染インク」が強制挿入され、放置するとデッキが窒息して死ぬ。
  • ページ破りの強制: プレイヤーは生き残るために、不要なカードや呪いカードを**「大量にビリビリに破り捨てて(デトックスして)」**デッキの純度を保つ必要がある。
  • 伏線: この「道中で必死に破り捨てた膨大なページの残骸(ゴミ山)」が、ラストバトルの唯一の弾薬になる。

4. ラストバトル専用システム:『白紙化のハッキング(タブサ・ラサ)』

Section titled “4. ラストバトル専用システム:『白紙化のハッキング(タブサ・ラサ)』”

プレイヤー(英雄&アシスト)の目的は、ボスのHPを削ることではない。ボスのデッキ(自分紀)そのものを**「何もない空のページ(白紙)」**へと塗り替え、その定義を世界から消去すること。

  • ボスの残りHP: なし。代わりに**「自分紀の残りページ数(初期値:60など)」**が表示される。これが0になれば勝利。
  • 英雄のデッキ: 主人公が道中で「破り捨ててきたページの断片(ログ)」。
  • 所有権(ログイン)メーター: 画面上部に表示。白紙化の進行速度に影響する。

🎮 バトルの3ステップ・ループ

Section titled “🎮 バトルの3ステップ・ループ”
  1. 【時間軸の操作】と【ログイン(召喚)】: 英雄の能力で時間軸をずらし、破棄された断片から「別時間軸の主人公(レプリカ)」を場に呼び出す。彼らは今のボスにとっては並行世界の他人だが、本の所有権(ログイン権限)を持っている。場にレプリカが増えるほどメーターが傾き、ターン終了時の「白紙化ダメージ」が跳ね上がる。
  2. 【付箋】による防衛(手札ロック): ボス(最悪の自分)は、プレイヤーが道中で手塩にかけて育て上げた「最強の殺戮コンボ」で英雄を消し飛ばそうとする。プレイヤーは「このコンボが発動したら全滅する」という知識を持っているため、ボスのタイムラインに**「付箋」**を貼り、コンボの起点カードをホールド(ロック)して不発にさせる。
  3. 【ペン】による「白紙化(上書き)」: ログイン権限が通っている状態で、ボスの手札や山札に対して「ペン」を使用すると、そのカードのテキストが**「……(白紙)」**に上書きされる。白紙化されたカードは、ボスが使っても何も起きない虚無のページになる。

戦闘後半、ボスはドローしても真っ白なページしか引けなくなり、無力化していく。最後の1ページが白紙に塗り替えられた瞬間、ボスは最初から存在しなかったかのように世界から完全に消去(ログアウト)される。 アシスト生命体は、残された真っ白な「空の本」を抱きしめ、世界が救われたことに安堵しながら、画面の向こうのプレイヤーに感謝の微笑みを浮かべて幕を閉じる。

🔑 次回セッションへの引き継ぎ課題

Section titled “🔑 次回セッションへの引き継ぎ課題”

この強固な骨組みをベースに、次回以降は以下の要素を具体化していくことが可能です。